山口自動車

BLOG

BPテクニカルセンター架装☆タンクローリー、タンクの載せ替え作業①

2021 / 6 / 4

みなさま~こんにちは!

雨に映える紫陽花の花も美しい季節となりましたね~

みなさま~お変わりありませんか(#^^#)

手洗い・うがい・マスクお忘れなく安全にお過ごしくださいね~

 

今回ご紹介するのは・・・

液化ガスタンクローリーの、タンクの載せ替え作業の様子です

タンクローリーとは、固体・液体・気体を運搬するための特殊用途自動車です

石油やガスなどの運搬に使われています

ちなみには「ローリー」とは「トラック」の意味なんです

 

タンクの ”載せ替え” とは、まだ使えるタンクを取り外し新しいトラックに積み替える

作業です

お客様の経費節減にも繋がります

 

 

 

それでは作業開始です!

まずは旧シャーシから周囲についている補機部品を外していきます

これは後ろタイヤのフェンダーですね

 

蒸発器も外します

蒸発器とは液化ガスを気化(液体→気体)するための装置です

 

配線類他も外していきます

下に潜って、姿勢がつらい作業ですが、次々と進めていきます

頑張れ ” Dくん ”  ( `ー´)ノ

 

タンクボデーの滑り止めブラケット他を切断・除去していきます

 

古いマーキングフィルムも剥離していきます

お化粧直しの再塗装を行う前の、下処理になります

 

ようやくタンクを降ろす準備が出来ました

天井クレーンを使って、タンクボデーを吊り上げます

 

タンク単体になりました! 実にシンプルな形状です

ちなみにタンク(容器)はなぜ丸いのか? それは丸い方が強度があるからなんです

消火器、スプレー缶、卓上コンロのボンベなど中の圧力が高いものはやはり円筒状です

つまりタンク(容器)が丸いのは、機能性を最優先した必然の形状なんですね

 

次は新車シャーシと入れ替えて、フレーム上部にシャーシスペーサーを取付けていきます

タンクボデーを直接車両のフレームの上に架装せず、緩衝材としてシャーシスペーサーを

挟み込みます

 

準備が出来たら、新車シャーシをタンクの下へ潜り込ませます

オーライ!オーライ! \(^o^)/

バック時の誘導は、安全のためにも欠かせません

 

クレーンの吊り上げ位置を変えたりしながら、適正な位置へ載せていきます

 

なんとなくガスローリーの形になってきました

タンクの搭載位置が決まったところで、タンクボデーの滑り止めブラケットの取付、

保安部品の取付を行います

そのあとに鈑金塗装部門にてタンクボデーの再塗装を施して、補機関係の2次架装へと

進みます!

②へ続きます

 

 

 

←BACK