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綾瀬サービスセンター☆フジタ自動車製ダンプローダーのオイル漏れ修理作業

2022 / 1 / 20

みなさま~こんにちは!

1月に入り、朝晩の冷え込みがいよいよ厳しくなってきましたね~

体調はくずされていませんか?ご自愛くださいね~

ひきつづき手洗い・マスク・うがいお忘れなく安全にお過ごしくださいね~(*^-^*)

今回ご紹介するのは・・・

フジタ自動車工業製ダンプローダーの、アウトリガージャッキのオイル漏れ修理作業の様子です

ダンプローダーとは、建設機械等を運搬するためのトラックです

一般的には、セルフローダーと呼ばれることが多いみたいです

ワイドトレッド型鳥居兼用アウトリガージャッキを装備し、車体ごとダンプアップして荷役作業を

行うことが出来ます

今回のお客様からは、アウトリガージャッキ下部からのオイル漏れ修理を依頼されています

油が染みて、周囲に広がっています

それでは作業開始です!

まずは、ジャッキシリンダーをインナーケースごと、上に引き抜きます!!

ジャッキシリンダーもインナーケースも長尺なので、下には降ろすことが

出来ません (; ・`д・´)

しかしながら綾瀬サービスセンターには天井クレーンがありますので、

どんなに長尺な部品でもおまかせください!

整備士の” Mさん ” が、真剣な眼差しで、インナーケースを吊り上げていきます

抜けました!

これはやはり長いですね・・・

インナーケースを寝かして、オイル漏れの原因を確認するために分解します

ケースの中から、ジャッキシリンダーを引き抜きます

ジャッキシリンダーを作業台にセットして、トップキャップを緩めて

シリンダーロッド、ピストンと外していきます

今回はオイル漏れの修理のため、シール及びリング等のパッキン関係を

取替していきます

ピストンに付いている ”リング” は、ピストンの上側にかかる油圧(縮み側)

とピストンの下側にかかる油圧(伸び側)を仕切っています

ここのリング等が経年劣化することにより、柔軟性が失われて

隙間からオイルが漏れてしまうんですね

いわゆる消耗部品なんです

整備士の” Mさん ” が、サクサクと進めていきます

ロックナットを緩めてピストン、ヘッドカバーと

外し、パッキン類を取替します

シリンダーのオーバーホールが完了したら、再び車輌に

取付けていきます

天井クレーンは大活躍です ( `ー´)ノ

作動油(ハイドロリックオイル)を補充して、作動確認

及び、オイル漏れの点検を行い

作動が良好であることが確認出来たら

作業を行った箇所や周囲を清掃して、完成です!

今回はシリンダーのオイル漏れ修理でしたが

ある程度の問題は、定期点検や適切な時期のグリスアップ、作動油他の油脂の取替で

予防したり、寿命を延ばすことで解決出来ます

シャーシ部分の車検整備や定期点検のように、特装部位にも点検がありますので

最寄りの山口自動車へご相談ください

山口自動車は、フジタ自動車工業 株式会社さんの、指定サービス工場です

フジタ自動車工業製の特装車のお困りごと、なんでもご相談くださいね(/・ω・)/

お待ちしております

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