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デファレンシャルキャリヤAssy取替☆綾瀬サービスセンター

2020 / 1 / 22

みなさまーこんにちは!!

今年初技術者ブログ公開で~す(#^.^#)

今年も一年間よろしくお願いいたします。

毎日厳しい寒さが続いておりますがみなさまいかがでしょうか。

体調くずさぬようご自愛くださいませ~(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

今回ご紹介するのは綾瀬サービスセンターで作業が行われた、デファレンシャルキャリヤ取替作業の様子です

走行中にリヤ軸付近より異音が発生したため、レッカーにて工場に搬入されました

異音の原因は、デファレンシャルの構成部品の破損と考えられます

 

デファレンシャルは通称『デフ』とも呼ばれています、左右のタイヤの回転差を制御するための装置です

トラックがコーナーを曲がる際、内輪と外輪の位置では移動する距離が違うため、左右輪に回転数に差が

でることになり、この差を吸収させる装置が『デフ』です

もしもこのデフが搭載されていない場合、左右輪の回転が同じなら、理論上どちらかのタイヤが空転

しなければ曲がる挙動が生まれないことになります

もしもデフが無いと、直進以外は走らせることが難しくなります

 

それでは作業開始です!

まずはデファレンシャルキャリヤAssyを降ろし、点検を行ないます・・・

やはり、構成部品であるリングギヤに複数の欠損があります

 

 

リヤの車軸の内部や、抜いたギヤオイルも点検します

 

破損したギヤの破片が出てきました

ギヤオイルも破片が砕かれて、細かい金属が混入しています

こうなってしまうと、オーバーホールが必要となってきます

 

しかしながら『 はたらく車 』には、ゆっくり止まっている時間はありません!

こんなときに頼れるのが、『 リサイクル部品 』の存在です

リサイクル部品には、点検・清掃・美化を施された『 リユース(中古)パーツ 』と、

劣化した部品を新品と交換し再組立された『 リビルド(再生)パーツ 』があります

 

今回は『 リユース(中古)パーツ 』の、デファレンシャルキャリヤAssyを手配して取替を行いました

もちろん信頼できる『 リユース(中古)パーツ 』ではありますが、山口自動車では

ギヤの歯当たりの点検、消耗品であるオイルシールの取替等を行ってから使用します

安全・安心のためには、予防も大事です

 

今回は『 リサイクル部品 』の活用により、迅速にお客様に車をお返しすることが出来ました!!

 

山口自動車では、環境にも優しい『 リサイクル部品 』も取り扱っております

はたらく車のこと、なんでもご相談くださいね(/・ω・)/

お待ちしております

 

 

 

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