みなさま~こんにちは!
お元気してますか?
今週末も台風が近づいて色々と心配ですね
外出される方はお気をつけてお出かけくださいませ(#^.^#)
今回ご紹介するのは港北トラックセンターで作業が行われた、KYB製ミキサー車の
シールパイプ及びシールラバー取替加工作業の様子です
ミキサー車のシールラバー・シールパイプとは?
ミキサー車のホッパーとは生コンクリートを投入するところで、投入された生コンクリートは
ミキサードラムへ流れ込み、ドラムが回転することによりドラム内で撹拌されます
ドラムは回転するためホッパーとドラムの繋ぎ目に、シールラバー(ゴム)が
ホッパー先端部を巻くような形で密着し、生コンクリート漏れ防止の役割をしています
シールラバーは素材の柔軟性をもって密着するため、どうしても摩耗や劣化は避けられませんが
素材が鋼材であるシールパイプも、じつは摩耗していきます
少しずつですがすり減っていくため、シールパイプも消耗品のひとつなんです!なるほど
今回のミキサー車も、シールパイプが内側からすり減って穴が空いてしまっています
このままでは、投入された生コンクリートが漏れてしまう可能性がありますね
それでは作業開始です!
ベテラン鈑金工の ”Nさん ” が手際よく進めていきます
ホッパーを取り外し、シールラバーをチェックします
ミキサードラム先端である、シールパイプの内側から見てみました
かなりすり減っていますね
シールラバーが当たっていない部分とに段差が出来ています
シールラバーです
こちらも摩耗と劣化で、クタクタになっています
黒くなっているところが、シールパイプ内側と当たっていた部分になります
それでは新品のシールパイプへ取替を行うために、摩耗したシールパイプを切断します!!
ですが、その前に切断するラインをしっかりとマーキングします
ミキサードラムは回転するため、おおまかで切断してしまうと
あとで芯を出すときに苦労します
やはり何事も段取りが大事ですね たしかに(‘_’)
”Nさん ” が鋭い眼光で、切断していきます
切断したあとは、切断面を整えます
ここも芯を出すために、大事なポイントです
そして、新品のシールパイプを溶接で繋げていきます
取付が歪んでいないか、チェックします
歪んでいるとミキサードラムの先端が、回転時に偏心してしまいますので
大変なことになってしまいます
”Nさん ” は、一発で決めたようです
さすがです!!おぉ~すばらしい(^^♪
加工した箇所に、防錆処理を施したのちに
ホッパーとの位置関係をチェックします
ホッパー先端とミキサードラムとの平行も完璧です!
しつこいようですが、ミキサードラムは回転するものなので
芯出しは、一切の妥協は出来ません
新品のシールラバーを取り付けて、ホッパー及び周辺の補器を復元していきます
最後に試運転を行い、動的なチェックを行いまして・・・
完成です!
”Nさん ” お疲れ様でした!!
山口自動車は、KYB株式会社さんの、指定サービス工場です
KYB製の特装車のお困りごと、なんでもご相談くださいね(/・ω・)/
お待ちしております