山口自動車

BLOG

ミキサー車のシールパイプ及びシールラバー取替加工作業☆港北トラックセンター

2019 / 10 / 9

みなさま~こんにちは!

お元気してますか?

今週末も台風が近づいて色々と心配ですね

外出される方はお気をつけてお出かけくださいませ(#^.^#)

今回ご紹介するのは港北トラックセンターで作業が行われた、KYB製ミキサー車の

シールパイプ及びシールラバー取替加工作業の様子です

 

 

ミキサー車のシールラバー・シールパイプとは?

ミキサー車のホッパーとは生コンクリートを投入するところで、投入された生コンクリートは

ミキサードラムへ流れ込み、ドラムが回転することによりドラム内で撹拌されます

ドラムは回転するためホッパーとドラムの繋ぎ目に、シールラバー(ゴム)が

ホッパー先端部を巻くような形で密着し、生コンクリート漏れ防止の役割をしています

 

シールラバーは素材の柔軟性をもって密着するため、どうしても摩耗や劣化は避けられませんが

素材が鋼材であるシールパイプも、じつは摩耗していきます

少しずつですがすり減っていくため、シールパイプも消耗品のひとつなんです!なるほど

今回のミキサー車も、シールパイプが内側からすり減って穴が空いてしまっています

このままでは、投入された生コンクリートが漏れてしまう可能性がありますね

 

 

それでは作業開始です!

ベテラン鈑金工の ”Nさん ”  が手際よく進めていきます

 

ホッパーを取り外し、シールラバーをチェックします

 

ミキサードラム先端である、シールパイプの内側から見てみました

かなりすり減っていますね

シールラバーが当たっていない部分とに段差が出来ています

 

シールラバーです

こちらも摩耗と劣化で、クタクタになっています

黒くなっているところが、シールパイプ内側と当たっていた部分になります

 

それでは新品のシールパイプへ取替を行うために、摩耗したシールパイプを切断します!!

ですが、その前に切断するラインをしっかりとマーキングします

ミキサードラムは回転するため、おおまかで切断してしまうと

あとで芯を出すときに苦労します

やはり何事も段取りが大事ですね たしかに(‘_’)

 

”Nさん ” が鋭い眼光で、切断していきます

 

切断したあとは、切断面を整えます

ここも芯を出すために、大事なポイントです

 

そして、新品のシールパイプを溶接で繋げていきます

 

取付が歪んでいないか、チェックします

歪んでいるとミキサードラムの先端が、回転時に偏心してしまいますので

大変なことになってしまいます

”Nさん ” は、一発で決めたようです

さすがです!!おぉ~すばらしい(^^♪

 

加工した箇所に、防錆処理を施したのちに

ホッパーとの位置関係をチェックします

 

ホッパー先端とミキサードラムとの平行も完璧です!

しつこいようですが、ミキサードラムは回転するものなので

芯出しは、一切の妥協は出来ません

 

新品のシールラバーを取り付けて、ホッパー及び周辺の補器を復元していきます

最後に試運転を行い、動的なチェックを行いまして・・・

 

完成です!

”Nさん ” お疲れ様でした!!

 

山口自動車は、KYB株式会社さんの、指定サービス工場です

KYB製の特装車のお困りごと、なんでもご相談くださいね(/・ω・)/

お待ちしております

 

 

 

 

 

 

 

 

←BACK