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マイクロバスの鈑金修理☆BPテクニカルセンター鈑金

2020 / 9 / 3

みなさまーこんにちは!

最近、びっくりするくらい雨に雷すごいですね~( ;∀;)

ちょっと怖いですね~

まだまだ暑い日が続きますが安全にお過ごしくださいね~

手洗い・うがい・水分補給忘れずにしてくださいね~

 

今回ご紹介するのはBPテクニカルセンターで作業が行われた、

マイクロバスの鈑金修理の様子です

マイクロバスは、小型のバス(基本的に中型自動車)のことをいいます

元々はトヨタ自動車の商品名だったのが定着したものだそうです

知らなかった~

 

今回の修理箇所は、左前及び左後他になります

 

それでは作業開始です!

今回は破損の範囲が広く、歪みも出ているため

パネル単位での取替が必要となります

ウインドガラスやサッシ他を外してから

サイドパネルを剥がしていきます

 

パネルはスポット溶接等の方法で、固定されているため

スポットを削ってから、地道に浮かせて剥がしていきます

ベテラン鈑金工の ” Kさん ” が緻密かつ大胆に進めていきます!!

 

 

 

サイドパネルが剥がれました!

しかしながら内部の骨格ともいえる部位に

なにやら凹みがあります

事故の衝撃が、ここまで及んでいました

 

凹んでいる部位を切開します

 

新しい部品も同じようにカットしてから、溶接で

繋げていきます

 

次は前側を作業します

前側もパネルの取替が必要なレベルではありますが

パネルを外す前に、部分的に外側へ引っ張ります

 

そして後ろサイドと同じように、前側パネル及びサイドパネル(左前)を

剥がします

 

前側のピラー(柱)や、その周囲のパネルも破損が

著しい状態です…

事故の衝撃の大きさを物語っていますね

 

今度は前側のピラー(柱)を引っ張ります

この作業は、車の骨格をあるべき位置へ戻す作業です

骨格が正しい位置にないと、周りの部品がずれてしまいます

元通りに直すということは、不自然なところがないことが必須です

車体の強度にも影響してきます

 

この作業は、人間でいうところの整体や矯正と思ってください

 

骨格が概ね戻ったら、その周りのサポートやパネル、補強材他を

外していきます

前側のピラー(柱)も歪んでいるため、切断します

 

続けて切除した部分に対し、新品部材を加工して合わせていきます

 

黒い部分が新品の部分です

骨格が纏まってきました

見えない部分ではありますが、とても重要な工程です

 

パネルを取付けていきます

もちろん僅かなズレさえありません!

 

パネル他、繋げた箇所を整形して整えます

その後にサフェーサーで下処理を施して、いよいよ塗装の工程です

 

BPテクニカルセンターの、12mサイズの大型車まで塗装できるブースにて作業を行います

塗装ブースとは塗装を行う際に、気流を発生させ埃やゴミが車体に付着しないようにするための設備です

塗装ブースで作業を行うことで、仕上がりが格段に違います

 

続いて、塗装の準備作業を行います

マスキングと言って、塗装する際に色を塗らない部分を保護する作業になります

 

細かいところまで、しっかりと覆います

一つ一つの工程が、最終的な出来栄えに影響を及ぼします

気は抜けません!

 

準備が終わり、いよいよ塗装です

ベテラン塗装工の ” Wさん ” の腕が唸ります!!

 

塗りあがりです

とても艶っぽく仕上がりました

 

塗装が乾いたら、ブースから移動して

ガラスや保安部品他の組付け復元作業に入ります

最後に塗装面の磨き処理を行い…

 

完成です!

長丁場の作業でしたが、纏まりました!!

至福の瞬間ですね

\(◎o◎)/!お見事!

 

最後に洗車をしたら、お客様のもとへ納車です!

 

山口自動車では、このような鈑金修理も対応しております

トラック・バス鈑金塗装のお困りごと、なんでもご相談くださいね

(/・ω・)/お待ちしております

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