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タダノ製カーゴクレーン ブーム破損修理 ☆ BPテクニカルセンター架装

2021 / 11 / 27

みなさま~こんにちは!

日増しに寒さが身にしみる季節となりました。お変わりありませんか?

緊急事態宣言も解除されましたがひきつづき感染対策お忘れなく

手洗い・マスク・うがいしてくださいね~(*^-^*)

今回ご紹介するのはBPテクニカルセンター架装で

作業が行われた、タダノ製カーゴクレーンの

クレーンブーム破損修理の様子です

まずは現車を確認いたします

クレーンブームの2ndが、曲がってしまってます

歪みが大きくブームを縮めることも出来ない状況です

近くに寄ってみます

歪みはかなり大きく、根元のベースブームも内側から

拡げられているようです

それでは作業開始です!

まずは変形しているクレーンブームを。丸ごと吊り上げて

外します

写真が無いのは撮り忘れです…

外したクレーンブームを架台に載せます

バランスが大事ですね

ブームを外された、ポストです、ちょっと不思議な光景です

修理の間に雨が降ったりして中に水や埃が入らないように、

ビニールで養生をしておきます

次は、ディスクグラインダーを使用して、ブームを部分的に

切断し切開していきます

歪みが大きいので、通常の手順では分解することが出来ません

かと言って、内部の部品も傷つけるわけにはいきません!

切開を進めていきます

歪みの箇所を、切断して分解していきます

ブームの中から、伸縮用の油圧シリンダーが出てきました

油圧シリンダーも出していきます

損傷がないか点検いたします

やはり・・・

シリンダーも変形していました

今回は、シリンダーが2段式なんですが、№1と№2シリンダー

上下とも損傷を受けているようです (; ・`д・´)

結果トップブーム以外、すべてのブーム及び伸縮シリンダー2本の取替となりました

黒いブームが塗装前の新品部品です

タダノブルーに塗装します

きれいに塗りあがりました! ( `ー´)ノ

ポストに装着して、油圧ホース、過巻装置及びセンサーの配線を繋げます

そのあとにウインチワイヤーを通して、フックを取付します

いつのまにか、ステッカーも貼られているのは見逃してください・・・

形になりました ( `ー´)ノ

しかし、部品取替えだけでは終われません

作動油(ハイドロリックオイル)を補充して、作動確認

及び、オイル漏れの点検を行います

クレーンブームを全開まで伸ばして、スムーズに伸縮の作動が行えるか

オイルの漏れ等はないか

巻き過ぎ防止装置の作動は・・・

他、いろいろチェックを行います (◎_◎;)

作動が良好であることが確認出来たら

作業を行った箇所や周囲を清掃して、完成です!

山口自動車は、株式会社タダノさんの、指定サービス工場です

タダノ製のクレーンのお困りごと、なんでもご相談くださいね(/・ω・)/

お待ちしております

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