みなさま~こんにちは!
いつの間にか葉桜の季節となってしまいましたが、お元気してますか?
手洗い・うがい・マスクお忘れなく安全にお過ごしくださいね~(#^^#)
今回ご紹介するのはBPテクニカルセンターで作業が行われた、
日本トレクス製 ウイングボデーの、ウイング左ルーフシート
の取替作業の様子です
ウイングボデーとは?
アルミ製のバンボデーの側面を上げることにより、トラックの横から
荷物の載せ降ろしが行いやすい構造となっています
側板と天井の一部を組み合わせた扉を跳ね上げた状態が鳥が翼を
広げた状態を連想させるため、一般的には ” ウイング車 ” と呼ばれます
今回はウイングの天井にあたるルーフシートへの、落下物
による損傷(穴あき)です
部分でパッチを当てる方法もありますが、今回はルーフシートの取替と
なりました
それでは、作業開始です!
ここが損傷箇所です
アルミテープにより応急処置が施されています
内側から見ると、破れています
まずはウイングの真ん中にある、センターシートを剥がしていきます
センターシートは、ウイングの開閉に合わせて柔軟に変形します
柔軟に変形することにより、左右ウイング間の隙間をなくし
雨漏れ等のトラブルから、大切な荷物を守っています
大型のウイングなので、ボデー長は9,6mあります
もちろんセンターシートも9.6mです… (; ・`д・´)
次はルーフパネルの周囲に施工されている、シーリング材剥がしていきます
剥がすというより削るに近いですね
そして、取れました!
丸まっているのが、剥がされたルーフシートです
テープ等で接着されているため剥がすときは、変形してしまうんです
ルーフシートが剥がされて、骨組みが剝き出しの
ウイングです
新しいパネルを付ける前に、綺麗に下処理を行います
下処理後に接着テープを貼り付けていきます
もちろん骨の1本1本すべての、上面に貼りつけていきます
地道な作業が続きます
息つく間もなく、新しいルーフシートを載せます
巻かれて丸まっていますが、もちろん9.6m超あります
内側から見ると、こんな感じです
車体前側からクルクルと貼っていきます (◎_◎;)
キレイに載りました
フロント部からリベットで固定していきます
リヤ部は適度に引っ張って、弛ませないようにして固定します
ビシッと決まりました!
続けて貼り付けたルーフシートの周りに、シーリング材を塗布していきます
新しいセンターシートも取付しました
センターシートの両サイド部もシーリングします
最後にマスキングテープ、養生シート他を外したら…
完成しました!
ピカピカの仕上がりです!! (≧▽≦)
山口自動車は、日本トレクス株式会社さんの、指定サービス工場です
日本トレクス製のボデーのお困りごと、なんでもご相談くださいね(/・ω・)/
お待ちしております