山口自動車

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『 MG 』搭載加工作業☆横浜サービスセンター

2019 / 12 / 3

みなさまーこんにちは!

早いもので、もう師走、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?(^^)

これから寒さもきびしい日が続きますね~

お身体にお気をつけてくださいね~(^O^)/

今回ご紹介するのは横浜サービスセンターで作業が行われた、モーダルシフト製品でもある

菱重コールドチェーン製の『 縦型低騒音発電機 』のトレーラー架装作業の様子です

発電機は、通称『 MG 』とも呼ばれています

MGはMotor Generatorの略です

今回は、リーファーコンテナ(定温輸送用コンテナ)に電力を供給するが目的です

よって、コンテナ積載時に干渉しないことが必要です

今回は、グースネックの上に『 MG 』を搭載いたします

リーファーコンテナとは?

リーファーコンテナは冷却装置が取り付けられていて、海上、鉄道、陸上輸送に幅広く

使用される冷凍コンテナのことを言います

冷凍コンテナとは呼ばれていますが、設定可能な温度範囲は広く、―30℃~+30℃まで

コンテナの庫内温度を設定することが出来ます

冷凍食品や肉・魚・野菜、ワインなどの適切な温度管理が必要な商品、生花、医薬品、精密機器

さらには、デリケートな美術品の輸送に使われる場合もあるみたいです

使用イメージは、このようになります

通常のリーファーコンテナの場合、トレーラーで輸送されている間も電力を供給しなければ

コンテナ内の温度を保つことが出来ませんので、『 MG 』が付いていることが必須なんですね

それでは、作業開始です!

どのように搭載するのか? 強度は担保出来るか?

最初の段取りが、後々の作業に影響を与えるため

よくよく検討いたします

 

方向性が決まったようです

若手整備士の ” Tくん ” が、材料を切り出し

手際よく作業を進めていきます!

 

架台が形になってきました

『 MG 』単体の重量だけでも、600㎏以上ありますので、堅牢であることは重要です

この後に防錆処理を施し、塗装を行います

 

そしていよいよ『 MG 』搭載です!!

収まり具合もバッチリですね!

 

それから、忘れてはいけません

登録を受けている自動車については、車両の長さ・幅・高さ・乗車定員・最大積載量・車体の形状・

原動機・燃料の種類・用途等に変更を生ずるような改造をしたときは、自動車検査登録事務所に

自動車を提示して『 構造等変更検査 』を受けなければなりません

今回は車輌前側の重量が600㎏以上増えていますので、横浜市の神奈川運輸支局へ持ち込みます

検査に合格し、新しい車検証を交付してもらって完成です!!

 

最後に『モーダルシフト』とは?

モーダルシフトとは、トラックによる貨物輸送を、鉄道・船舶などの大量に輸送が可能で

環境にやさしい、他の輸送モードに転換することをいいます

二酸化炭素排出量の少ない鉄道・船舶に輸送方法を切り替えることで、二酸化炭素排出量

を抑えることができると考えられています

山口自動車では、地球温暖化対策にも繋がる、『 MG 』搭載加工も行っています

はたらく車のこと、なんでもご相談くださいね(/・ω・)/

お待ちしております

 

 

 

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