みなさまーこんにちは!
早いもので、もう師走、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか?(^^)
これから寒さもきびしい日が続きますね~
お身体にお気をつけてくださいね~(^O^)/
今回ご紹介するのは横浜サービスセンターで作業が行われた、モーダルシフト製品でもある
菱重コールドチェーン製の『 縦型低騒音発電機 』のトレーラー架装作業の様子です
発電機は、通称『 MG 』とも呼ばれています
MGはMotor Generatorの略です
今回は、リーファーコンテナ(定温輸送用コンテナ)に電力を供給するが目的です
よって、コンテナ積載時に干渉しないことが必要です
今回は、グースネックの上に『 MG 』を搭載いたします
リーファーコンテナとは?
リーファーコンテナは冷却装置が取り付けられていて、海上、鉄道、陸上輸送に幅広く
使用される冷凍コンテナのことを言います
冷凍コンテナとは呼ばれていますが、設定可能な温度範囲は広く、―30℃~+30℃まで
コンテナの庫内温度を設定することが出来ます
冷凍食品や肉・魚・野菜、ワインなどの適切な温度管理が必要な商品、生花、医薬品、精密機器
さらには、デリケートな美術品の輸送に使われる場合もあるみたいです
使用イメージは、このようになります
通常のリーファーコンテナの場合、トレーラーで輸送されている間も電力を供給しなければ
コンテナ内の温度を保つことが出来ませんので、『 MG 』が付いていることが必須なんですね
それでは、作業開始です!
どのように搭載するのか? 強度は担保出来るか?
最初の段取りが、後々の作業に影響を与えるため
よくよく検討いたします
方向性が決まったようです
若手整備士の ” Tくん ” が、材料を切り出し
手際よく作業を進めていきます!
架台が形になってきました
『 MG 』単体の重量だけでも、600㎏以上ありますので、堅牢であることは重要です
この後に防錆処理を施し、塗装を行います
そしていよいよ『 MG 』搭載です!!
収まり具合もバッチリですね!
それから、忘れてはいけません
登録を受けている自動車については、車両の長さ・幅・高さ・乗車定員・最大積載量・車体の形状・
原動機・燃料の種類・用途等に変更を生ずるような改造をしたときは、自動車検査登録事務所に
自動車を提示して『 構造等変更検査 』を受けなければなりません
今回は車輌前側の重量が600㎏以上増えていますので、横浜市の神奈川運輸支局へ持ち込みます
検査に合格し、新しい車検証を交付してもらって完成です!!
最後に『モーダルシフト』とは?
モーダルシフトとは、トラックによる貨物輸送を、鉄道・船舶などの大量に輸送が可能で
環境にやさしい、他の輸送モードに転換することをいいます
二酸化炭素排出量の少ない鉄道・船舶に輸送方法を切り替えることで、二酸化炭素排出量
を抑えることができると考えられています
山口自動車では、地球温暖化対策にも繋がる、『 MG 』搭載加工も行っています
はたらく車のこと、なんでもご相談くださいね(/・ω・)/
お待ちしております